このページには酒類に関する情報が含まれます。
二十歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満の方には酒類を販売しません。
KASANE 日本酒 純米吟醸
- VENDOR
- 安福又四郎商店
- ORIGIN
- 兵庫県神戸市 灘五郷・御影郷
- SEASON
- 通年
- VOLUME
- 720ml
- SHIPPING
- 常温便
温度が上がるほど、合う皿が変わっていく酒
華やかなのに、食事の邪魔をしない
灘五郷で二百七十余年、食中酒の蔵がひらいた現代の和酒
※二十歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
※20歳未満の方には酒類を販売しません。
灘五郷・御影郷の安福又四郎商店がつくる、現代の食卓に合わせるための純米吟醸。兵庫夢錦を精米歩合60%で仕込み、宮水で醸した原酒。冷たいうちは辛口のキレ、ぬるむにつれて甘みと香りがふくらみ、一本のなかで合う料理が移っていきます。
使用米:兵庫夢錦(兵庫県産)
精米歩合:60%
アルコール分:15度(原酒)
内容量:720ml
原材料:米、米麹
保存方法:暗所にて常温保存可(夏場の高温は避けてください)
専用化粧箱に入れてお届けします。熨斗の対応も承ります。
取り扱いのご注意
- 二十歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方には酒類を販売いたしません。
- 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがあります。
- 直射日光と高温を避け、暗所で保存してください。夏場は冷暗所をおすすめします。
- 開栓後は冷蔵庫で保存し、お早めにお飲みください。
- お酒は適量を。飲酒運転は法律で禁止されています。
- 返品・交換については「特定商取引法に基づく表記」をご確認ください。
うちの中では珍しいタイプで、純米大吟醸に間違われやすい華やかさを持っています。ただ、そこからどう食事に合わせていくか。甘みと香りがあるのに重くなりすぎない後口のキレ、香りのしつこくなさ。そのバランスにいちばん苦労しました。
飲むほどに、変わっていく
温度によって変わっていく味。あなたはどの料理を合わせますか。
冷やして飲むと、すっきりした辛口。刺身や寿司にそのまま合うんだろうな、というのが第一印象でした。
置いておくとぬるんで、甘い香りがふくらんできます。そうなると今度は、何が合うのか考えるのが楽しくなってくる。安福さんは、味が変わっていく道筋と、そのときどきの料理を、飲んでいる場面が浮かぶように話してくれました。
日本酒は温度で味が変わる、とよく聞きます。ただ、どの温度がこの酒の正解なのかは、なかなか分からない。この一本には、その迷いがありません。冷蔵庫から出して、注いで、あとは食卓のリズムに任せておけばいい。
好きな人には変化の細かさが、これからの人には日本酒の楽しみ方が、それぞれ残ると思います。
食中酒の蔵が、現代の食卓へ

日本酒に惚れ込むほうが先だった。最初に夢中になった銘柄が、この蔵の大黒正宗。嫁いでからも別の仕事を続けていたが、子どもが生まれてフリーランスを一度たたんだところで、夫から声がかかる。「手が空いたかな?」。手は空いていない、と返しながらも引き受けた。
蔵が守ってきたのは食中酒だ。どちらが主役でも脇役でもなく、食事と合わせたときにより良い体験になる酒。
いま、この蔵の酒は白鶴酒造の蔵を借りて仕込まれている。震災で木造蔵が倒壊し、唯一残った鉄筋蔵も老朽化した末に、同じ御影郷の白鶴から共同使用の提案を受けた。仕込むのは、この蔵の杜氏と蔵人である井上ご夫妻。普段は白鶴の酒造りを手伝い、この蔵の酒のときだけ、杜氏と蔵人になる。
KASANE は純米吟醸だが、純米大吟醸と間違われることがある。華やかな香り、ふくらむ甘み。難しいのはそこからだった。華やかさを持たせたまま、食事に戻ってこられるか。甘さをどこで切り上げるか。「バランスを見つけるのに時間がかかった」。蔵のなかでも珍しいタイプの酒だという。
灘五郷、御影郷

六甲の山並みと海がすぐ近くにある神戸。山と海の短いあいだを川がつなぐこの地形が、日本一の酒処と呼ばれる灘五郷を生んだ。酒米の山田錦、丹波杜氏、六甲颪の寒気、水車精米、そして宮水。この蔵は五つの郷のうち、御影郷にある。
KASANE に使うのは兵庫夢錦。山田錦の孫にあたる酒米で、味わいに幅を出したいときに選ぶ。食に合わせるための幅を、まず米で確保している。削りすぎない。精米歩合六十パーセント。旨みを残すというこの蔵の基本を守ったまま、華やかさを出す。
水は宮水。五百メートル四方にだけ湧く地下水で、酒造りに必要な養分が多く、酒質を損なう鉄分が極端に少ない。硬度が高く、辛口のキレが出やすい。割り水はせず、十五度で仕上がるように醸した原酒。熟成は長めにとって、旨みとまろやかさをのせる。後口のキレは、その水から来ている。
冷蔵庫から出したら、まず乾杯

食事が始まるまで、冷蔵庫に。出したら、まず乾杯。
最初の一皿には冷たいまま、キリッとした辛口で。刺身、寿司。テーブルに置いているあいだに少しずつぬるみ、柔らかさと甘み、香りがふくらんでいく。
ふくらんだ旨味には、ボリュームのある皿を。鶏を焼いたもの、トマトを使ったもの。ウインナーとマスタード、でもいい。これまで日本酒と合わせてきたイメージとは違うところに、意外と落ちる。
一皿一酒の正解を決めない。一本のなかで味が動き、料理との相性のほうが移っていく。
