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EDITOR'S SELECTION

玄米茶88 01.透(水出し)

神戸 安福さん / 安福又四郎商店 蔵元
VENDOR
安福又四郎商店
ORIGIN
兵庫県神戸市 灘五郷・御影郷
SEASON
通年
VOLUME
48g(8g×6包)
SHIPPING
常温便
i

玄米茶のイメージを裏切る、純米大吟醸のような透明感

ii

職人と詰めてから臨む、やり直しのきかない焙煎

iii

二百七十年、食中酒をつくってきた酒蔵の、酒ではない一本

¥1,590
TAX INCLUDED
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FILM 01:09
— FROM THE MAKER
美味しくないと、飲み続けられない

どの茶葉を選ぶか、どう組み合わせるか、どれくらいの濃度にするか。試作を重ねた末に残ったのは、そのひとことだった。

安福 愛 ── 安福又四郎商店 蔵元
— EDITOR'S NOTE

お茶に、立ち返る

ずっと近くにあったものに、あらためて驚かされました。

玄米茶と聞いて浮かぶのは、香ばしくて素朴なあの味です。この一杯は、そこから静かに外れていました。香りは立っているのに、口に残るのは澄んだ旨み。玄米茶のイメージを裏切ってくれる。

水に入れて、冷蔵庫にひと晩。たったそれだけです。急須も、温度を計る手間もいりません。手軽な淹れ方と、味の深さが、同じところに置かれている。

使っているのは、日本酒のための酒米を焙煎したもの。酒蔵がつくった玄米茶だと知ってから飲むと、澄みかたの理由が少し分かる気がします。

飲みものの選択肢がいくらでもある時代。そのなかで、米と茶といういちばん古くからあるものに、新しさを感じさせられました。

WORTHY
— THE MAKER

酒蔵が、茶をつくる

酒蔵が、茶をつくる

灘五郷で二百七十年あまり、この蔵がつくってきたのは食中酒だった。どちらが主役でも脇役でもなく、食事と合わせたときにより良い体験になる酒。真ん中に置いてきたのは、ずっとそれひとつだ。

その蔵が、酒ではないものをつくった。考え方は変えていない。単体で飲んで美味しいのは当然として、料理と合わせたときにいちばん引き立てあう味わいを目指す。

焙煎米は、試作を重ねられる作り方ではない。浸水の時間、焙煎の時間と度合い。焙煎工場の職人と事前にすり合わせながら、酒米の性格が立つ一本の道筋を決めていった。目指したのは、玄米茶のイメージを裏切る透明感。純米大吟醸を思わせる、水出しの一杯。

「何より美味しくないと、飲み続けられない」

— THE PLACE

兵庫の米と、静岡の茶葉

兵庫の米と、静岡の茶葉

玄米茶の“玄米”にあたる部分に、日本酒のための酒米・山田錦を使っている。兵庫県産、有機栽培。酒米としての特性を世代を越えて残すことに、県が長く力を入れてきた米だ。

合わせる茶葉は全国から取り寄せて選んだ。行き着いたのは静岡県産、一番摘みの「やぶきた」。米も茶葉も有機栽培のものを使い、JAS有機認証を取得している。

— MAKE IT YOURS

一晩置いて、次の日から

一晩置いて、次の日から

いい茶葉ほど、湯の温度と時間はシビアになる。湯は何度で、何分何秒。そのスウィートスポットを気にしなくていいように、急須がなくてもいいように、水出しにした。ご自宅の浄水器の水でも、ミネラルウォーターでも。冷蔵庫に一晩。

合わせるなら、日本酒を合わせたくなるような料理を。個人的にはおにぎり、と蔵元は言う。夏なら冷たいお茶漬け。焼いた鮭の残りを冷やご飯にのせて、上から注ぐ。